住宅撮影のレンズや12の基礎知識|カメラマン依頼の相場料金も紹介

2026.2.8

  • 建築

住宅撮影では、撮り方や必要なレンズ、プロに依頼がよいのかなど考えることは多いでしょう。本記事では建築撮影のプロが、撮り方やレンズ・機材、カメラマン依頼の相場料金、違法にならないための注意点などを解説!自分で撮影する人も、依頼予定の人にも参考になる内容をまとめたので、チェックしてみてください。

住宅撮影なら東京「Order Photo Studio」におまかせ

「Order Photo Studio(OPS)」は東京都・清澄白河にある撮影スタジオ。住宅の出張撮影も行っています。

デザイン事務所による建築×ブランディング撮影

OPSはデザイン事務所「Order Design Studio Inc.」による撮影サービス。

ブランディングが生業のデザイン事務所だからこそ、撮影対象を魅力的に写すだけでなく、住宅や建築ブランドのイメージを訴求する撮影が可能です。

新築戸建・リノベーション、アパート、マンションの写真など、建築物全般の写真を撮影しています。

建築出身者による“かゆいところに手が届く”撮影が特徴

OPSには、建築出身者多数在籍。“かゆいところに手が届く”建築撮影も特徴です。

建築出身だからわかる、建築物の魅力や設計の意図、業界のコミュニケーションが可能。それは撮影知識のみのカメラマンではどうしても補い切れないポイントといえるでしょう。

撮影料金は、1現場66,000円(税込)〜。規模に応じて要相談となります。まずはお見積りを発行いたしますので、お気軽にご相談ください。

住宅撮影で必要なレンズ・機材

住宅撮影では、以下のレンズや機材が必要になります。

  • 広角レンズ:11mm程度(魚眼の許容限度がこの前後)

  • 標準ズーム:24〜105mmが便利

  • 単焦点レンズ:50mmが便利

  • 三脚:最低でも人の目線の高さ(160cm前後)でカメラを設置できるもの

  • レリーズ:長時間露光撮影でのブレ予防に必要

  • ストロボ:長時間露光でどうしても光が足りない時や、ポイント撮影で便利

住宅撮影では上記のようなレンズと機材が必要なほか、撮影技術も必要になります。

住宅建築写真をブランディングや集客に活用したい場合や、自宅完成の美しい写真を残したい場合には、プロに撮影を依頼するのがおすすめです。

住宅撮影12のきほんの“き”

住宅撮影は、ただ写真を撮るだけでなく、その美しさや魅力を最大限に引き出すためにさまざまなテクニックや知識が必要です。以下に住宅撮影における基本を紹介していきます。

1. 外観と内観で異なる!住宅撮影に向いている天候

住宅の外観と内観では、最適な撮影天候が異なります。

【外観の撮影】

外観は、晴天の日の撮影がおすすめ。空の青さとのコントラストで美しさが引き立ちます。

しかし、直射日光が当たりすぎて影が必要以上に強調されてしまう場合もあり、建物そのものディティールを写すには曇りがいい場合もあります。外壁の色や構造も加味して考えることが大切です。

【内観の撮影】

室内の撮影では、太陽光が直接差し込まない曇りや雨の日が適しています。強い光が差し込まないほうが、ふんわりとしたやわらかい印象の写真が撮れるためです。

2. ベストな時間帯は午前中

撮影する時間帯は、天候に関わらず午前中がおすすめ。

太陽が高い位置にある午後よりも、午前中のほうがやわらかい陰影ができ、コントラストが調和した写真を撮れます。また、午前中に光が入りやすい設計にする住宅が多いことも理由の一つです。

外観は、照明をつけた状態で夕方暗くなり始めた頃を撮影するのも、素敵な写真になります。家のぬくもりある光が窓から溢れる様子が、「帰りたくなる家」をイメージさせるでしょう。

3. 広角レンズと三脚は必須アイテム

住宅撮影では広角レンズが必須アイテムといえます。部屋全体や建物全体を撮影するために必要です。

また水平・垂直をあわせた撮影や、パンフォーカスでの撮影をするために、三脚も欠かせません。

室内をパンフォーカスで撮影する際には、足りない光量を補うために長時間露光が必要となります。やわらかい印象の内観撮影を行うためにも長時間露光撮影は必要で、長時間露光には三脚が必要です。

4. すべてにピントがあうパンフォーカスで撮影

住宅撮影では、すべてにピントをあわせるパンフォーカスで撮影するのが一般的。

これにより視覚的に認識しやすい写真が生まれ、見る人にとって魅力的な印象を与えることができます。

基本はパンフォーカスで撮った上で、さらに部分部分のデザインにフォーカスを当てた撮影を行いましょう。

5. 水平、垂直は大原則

住宅撮影では、水平・垂直をあわせるのは大原則です。水平・垂直があっていないと違和感のある写真になり、魅力を表現できません。

水平線や建物の垂直なラインを意識的にあわせることで、安定感のある写真を撮影可能です。

とくに建物において垂直なラインは、歪みなく撮影することが美しさにつながります

6. 撮影ポジションは大きく3種類

撮影ポジションにも工夫が必要です。大きく分けて3種類のポジションがあります。

  • 目線ポジション:まずは目線が基本。床から160cmほどの高さから撮影

  • ローポジション:床から1m前後の位置の低いところからの撮影

  • ハイポジション(鳥瞰撮影):部屋の上から見下ろした撮影

異なるポジションからの撮影を試み、より美しく見える角度を見つけることが大切です。

7. ストロボの光を感じさせない撮影が必須

住宅撮影では、人工的な光が強調されないよう心がけ、ナチュラルな光の雰囲気を保つことが重要です。

そのため住宅撮影ではノーストロボでの撮影がメイン。実際に目で見たときと同じ、自然な光や住宅の色合いを写せます。

光量が少ない場合は、シャッタースピードを長くして光量を確保する「長時間露光」を行います。やわらかい印象に撮れ、住宅の色も実際の色から変わりづらいのが特徴です。

基本は長時間露光ですが、もしストロボを使う場合は、写真からストロボの光を感じさせないために以下のような工夫が必要となります。

  • 窓の外にストロボを設置し自然光のような演出を作る

  • 天井や壁に光を当て、柔らかに光を散らす

  • ディフューザーでやわらかく広がりのある光を作る

OPSでは、ストロボを使う場合は窓の外に設置することが多いです。

▶︎OPSの建築撮影サービスを見る

8. 観葉植物やシンプルなインテリアを活用

内観撮影ですでにインテリアが設置されている場合は、インテリアをうまく活用するのがおすすめです。

観葉植物の緑色を写真内に取り入れると雰囲気にみずみずしさが加わり、テーブル・椅子・ソファなどのインテリアを活用することで部屋の奥行きを表現できます。

「広い部屋なのに、写真で撮るとあまり広さを感じられない」といった場合は、インテリアを部屋の中ほどや少し手前に配置すると、奥行きを感じる写真になる場合があります。

部屋全体のバランスを考慮して、アクセントとなる要素を取り入れましょう。

9. 住宅のコンセプト次第で光量を調整

住宅のコンセプトによって、光量の調整が必要な場合があるのもポイント。

アットホームなコンセプトの住宅や、明るく開放的空間がコンセプトの住宅は、明るい印象に撮影することで魅力を写真に反映できます。

一方で、高級感のあるコンセプトの住宅なら、落ち着いた雰囲気を演出するために少し暗めのシックな印象に撮影するといった工夫が必要です。

10. 部屋全体を写す撮影でも構図・視点を意識

部屋全体を写す際でも、構図と視点は重要です。なにも考えずに撮影すると“のっぺり”とした写真になってしまいます。

部屋の中心・角、天井・床、窓枠、特徴的なデザイン、家具などを意識し、写真のどの位置に配置するか意識しての撮影が必要です。

部屋の特徴やデザインを引き立てるように配置し、バランスの取れた写真を心がけましょう。

11. こだわりのデザインをポイント撮影

外観や内観の全体を撮影するだけでなく、住宅の特徴やこだわりのデザインをポイントとして際立たせた撮影も大切です。

例えば、特徴的な建材や照明、デザイン性の高い造りなど、住宅の特徴を強調するポイントを捉え、印象的な写真を撮影しましょう。

12. 外観は周辺の景色も含めて撮影

住宅の外観を撮影する際は、周囲の景色も意識に入れましょう。周辺景色も含めて撮影すると、住宅のコンテキストがはっきりしたよい写真を撮れます。

また周辺の風景を取り込むことで、住宅がどのように調和しているかを視覚的に伝え、その住宅でのライフスタイルをイメージすることが可能です。

住宅撮影を専門会社やプロカメラマンに依頼する場合の料金相場

住宅撮影をプロに依頼したことがない場合、おおよその金額相場の検討もつかないことでしょう。

住宅撮影を専門会社やプロカメラマンに依頼する場合の相場は、外観・内観を含め50,000〜150,000円です。

建物の規模や構造、撮影カット数、撮影時間枠によって大きく撮影料金が異なるため、上記はあくまで参考程度。

実際の料金は見積もりを依頼するのが一般的です。また、撮影会社によって基本料金内に何のサービスが含まれ、何がオプションになるかが異なるため事前にしっかりと確認しましょう。

住宅撮影に関するQ&A

Q. 住宅撮影で気をつけること・違法になることはある?

例えば住宅の外観を撮影する際、「近隣の住宅や建物が写り込んでしまうのは大丈夫なのか」といったことを心配に思う方もいるでしょう。

基本的に、敷地の外からの撮影であれば写り込んでも問題ありません。建物は恒常的に屋外に設置されているものであり、誰もが常に鑑賞できる状態であるためです。

ただし美術館、博物館、神社仏閣、ランドマークとなっている建物などの建築物には注意が必要。もちろん敷地外からの写り込みなら問題ありません。

例えば住宅展示場の案内パンフレットにスカイツリーのイラストを入れようとなると、スカイツリーはロゴ、シルエットや立体形状などが商標登録されているため、商標に注意しなくてはなりません。

このように著名な建築物には、商標登録がある可能性があることを覚えておきましょう。

Q. 個人で住宅写真のアルバムを作る方法は?

撮影データから写真を選び、フォトブック作成を注文するのがおすすめです。ネットで簡単に注文でき、自宅に配送してもらえるサービスも多くあります。

または、写真を印刷して、手作りのアルバム作りもおすすめ。マスキングテープやシール、ペンなどを活用してオリジナルのアルバム作りをしましょう。

住宅撮影はプロの力で魅力引き立つ写真にしよう

住宅撮影には、広角レンズ、標準ズーム、単焦点レンズといったさまざまなレンズや機材が必要です。

機材だけでなく、撮り方には知識と経験も必要。さらには建築への理解があるカメラマンでないと、光の入り方をイメージしたり、住宅のコンセプトにあった雰囲気のある撮影をしたりするのが難しいでしょう。

住宅撮影には、専門業者や建築専門カメラマンがいます。ブランディングに使える写真や、一生物の撮影をするには、プロへ依頼するのがおすすめです。

  • FOR CORPORATE

2026.2.9

法人向け出張撮影サービス徹底解説!おすすめサービスや思わぬ注意点、選び方

  • FOR CORPORATE

2026.2.9

商品撮影代行の相場や比較ポイント!“格安”に注意?EC運営者も必見

  • FOR CORPORATE

2026.2.9

商品撮影料金の1カット相場を解説!物撮り・イメージ撮影などに分けて紹介

  • ARCHITECTURE

2026.2.9

住宅撮影のレンズや12の基礎知識|カメラマン依頼の相場料金も紹介

  • FOR CORPORATE

2026.2.9

パンフレット写真撮影ならOPS!撮り方や編集の注意点などを解説

  • RENTAL STUDIO

2026.2.9

撮影スタジオのサブスクとは?月額利用のメリットや注意点、おすすめサービスも紹介

Catalog

PLAN

カタログプラン

撮りたいイメージを選んで、
撮影依頼が可能です。

撮影のイメージがズレない、24種類のカタログから選んで依頼できるプランです。あなたの表現したいことに近いものを選んでご依頼ください。
プロフィール写真、宣材写真、アー写など、表現したい方向性に合った作風を事前にご確認いただいた上で撮影に臨んでいただけます。

詳しく見る

詳しく見る

arrow_forwardarrow_forward

Team

PLAN

チームプラン

チーム全員で統一感のある
写真撮影を

会社・チームなどのプロフィール写真を統一した見せ方で撮影するプランです。高品質な撮影を行うことはもちろん、チーム全体の世界観を構築し、そのチーム専用の表現を保ちながら撮影を行います。

詳しく見る

詳しく見る

arrow_forwardarrow_forward
OPS | OrderPhotoStudio 築地・銀座エリアの撮影スタジオ